専門店にとって、あまりに当たり前すぎて、見逃していました。
しかし、いまだに呼び名を混同されている方が多いので、改めて羽毛布団と
羽根布団の明確な区分をご説明
羽毛には「ダウン」「スモールフェザー」「フェザー」の3種類
羽毛ふとんには「ダウン」「スモールフェザー」が使われます。
1羽の水鳥から、「ダウン」が約25g、
「スモールフェザー」、「フェザー」がそれぞれ約60g採取されます。
「羽毛ふとん」は、ダウンを50%以上使用したふとんで、
50%未満のものは「羽根ふとん」といいます。
わたしの認識では羽根布団の価格は三千円程度から、
ダウン50%の羽毛布団は五千円からという認識でいます。
夏用肌布団や、合い掛けふとんにはダウン50%やダウン70%も有りですが、
本格的な冬用掛布団には、ダウン85%以上の肌ざわりよく、軽くて暖かい
羽毛布団をおすすめしています。
更に羽毛布団の基本的な解説は≫≫
「ダウン90%の羽毛ふとん」は、「ダウン」が中綿重量の90%、
「スモールフェザー」が10%詰められています。
【ダウン】
水鳥の胸部に密生し、羽軸がなくフワフワとしたタンポポの種子のわた毛のような
形をしている羽毛で、ダウンボールと呼ばれます。
【スモールフェザー】
腹部などに生えている少しカーブした羽軸をもつ羽毛。羽根全体が柔らかいので羽毛ふとんに使われます。ダウンと混合され弾力性を発揮します。
【フェザー】
翼の部分に生えている羽軸を持った羽毛。一般的には羽毛掛けふとんには使われません。
敷きふとんや枕の詰めものに使われます。