羽毛布団より毛布は上か下か?ナンセンスな話

羽毛布団より毛布は上か下か?ネット上でよく見かけますが、これってとってもナンセンスな話と思いません?

以前にお客様から、お問い合わせのお電話がありました。
不安げな声で、

「羽毛布団の上に毛布を掛けると暖かい。とよく聞くけど、それだとスースーして寒いんですけど?下ではダメなんですか?」

一瞬、返事に詰まりましたが、状況がすぐ理解できて、

「下に掛けたら良いですよ。」

それは、一口に羽毛布団と言っても、ピンキリだからです。

今まで、私が扱う羽毛布団しか頭になくて、お客様と話をしていて、通販や他店で買われた羽毛布団のランクが念頭になかったのです。

結論から言うと、正しい表示の羽毛布団であることが前提ですが、ダウン率70%以下のランクの羽毛布団だったら、毛布は下にかけた方が、温かくて気持ちがいいはずです。

それ以上のランクの、当店が扱ってるランクの羽毛布団であれば、毛布は上にかけた方が、より暖かく気持ちよく寝られます。

但し、極端な話ですが、何十万円から百万円超えの超高級獣毛毛布であれば、肌にかけた方が価値的です。

要するに、毛布と羽毛布団のランクの相対的な関係で上か下を決めるのが価値的なのです。

正しい使い方で、あなたは快適な羽毛布団ライフを楽しんでくださいね。

無駄な努力に運が付く

人気お笑い・ノンスタイルの石田君のSNSで話題になった言葉です。

どんなに努力を重ねても、売れなかった時期、大先輩から言われたのだそうです。

「無駄に思えるような努力に運が付く」

凄い励ましの言葉ですね。

自彊不息

じきょうやまず

たゆまぬ克己心

今は廃校となってしまった、私の母校 自彊小学校の校歌のメインテーマです。

♪心を磨き 身を練りて

眼を四方に放つべく

自彊止まざる人となれ♪

 

 

 

 

この校歌を歌った時、新任の若い教師がこの小学校は山猿になれと歌っている。

と、笑ったことを今でも思い出します。

なにか深い意味を感じながらも、成人して忘れかけていた時、私の人生の師匠から

中国の宇宙工学をリードする、上海交通大学の学長室に掲げられた校是の額が、

自彊不息 であると紹介され、古書の易経の一節でその内容を教えてもらいました。

今や高度成長著しい中国発展の一面に触れた思いです。

私の人生を貫く座右の銘となった一節です。

 

 

井の中の蛙

大海を知らず

されど天の深きを知るなり

少年の頃、私には夢がありました。

世界の国々を訪れて、そこに暮らす人々と生活を体験してみたい。

現実には、僅かな燐国で数日を過ごしただけに過ぎないけど。

どこかに満たされない思いを秘めていたとき、この下の句を知って心が定まりました。

今いる場所で、天の深きを求め続けると。