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思い切って購入した、高額の羽毛布団を、生涯美しいままで愛し続ける秘訣
たった三項目のメンテナンスで、羽毛ふとんが驚くほど長持ちする。
人間は一晩で、コップ二杯の汗をかくと云われています。いつもきれいにしていても、自分の汗の油や汚れを羽毛布団に直接つけないよう、カバーは絶対掛けて下さい。
そしてカバーについた汚れが、布団生地まで浸透しないうちに、カバーを洗って汚れを落とすようにすると、羽毛ふとんはいつまでも新品のようにきれいです。
せめて、1~2か月に一度は羽毛布団のカバーは洗い替えてください。
よくベランダに一日中、羽毛布団を干している御宅を見かけますが、これは絶対厳禁です。
上質の羽毛は、適度な湿度を自然に保っており、これが暖かさと共に、快適な眠りの素となっています。
羽毛布団を天日に干すのは、お布団の表面についた雑菌を、太陽の紫外線で取り除く為と心得て下さい。長時間の天日干しは、中綿羽毛を閉じ込めているがわ生地を劣化させるだけ。
一日中の天日干しは、大切な羽毛布団の寿命をどんどん縮めているのですよ。
カバーの掛け替え時、お天気のいい日に、1~2時間程度、太陽光線にさらしたら、もう十分です。
天日干ししてふとん叩きは日常の定番で、しばしばドラマのシーンにも登場します。 しかし、この布団叩きは羽毛布団には致命的なのです。
ふとん叩きの衝撃で、中綿のダウンボールは千切れたり壊れたり、パワーとふっくらがどんどん失われていきます。
しかも、羽毛を守っているがわ生地にも、致命的な損傷を与えかねません。よく羽毛が、がわ生地から吹き出し始める原因は、粗悪な羽毛ふとんならともかく、上質な羽毛布団の場合、この天日干しと布団叩きが原因の場合が多いのです。
結論
心地いい眠りを支えてくれる、大切な羽毛布団を生涯大切にしたいなら、一番大切なことは、カバーの洗い替えだけ!天日干しを敢えてしなくても、室内で風を通すだけで十分です。むしろ、手いらずで、家事まで楽にしてくれるおふとんなのです。
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