少し雨が続いたらもうすっかり朝夕は肌寒さを感じる様に・・・。でも、陽の高い日中は半袖でないと少し汗ばみ、風邪をひき易く着るものに神経を使います。
この季節は、頂き物が果物ラッシュ。我が家の裏庭でイチジクがたわわに実り、何軒かに配ったら、お返しやなんかで、梨、ブドウ、桃、栗、が次々に・・・。今年は栗が特に豊作だそうで、あっちこっちから貰うと処置に困るほど。
そこで、栗があまり好みでないボクでも食べるように、しかも保存が利くようにと栗を渋皮煮にして貰いました。この栗の渋皮煮では苦い思い出が・・・。
数年前、遠縁の娘の嫁ぎ先に訪問した折、姑さんと同年代だったもので話が弾み、食べ物の好き嫌いの話になり、ボクが「質素な田舎育ちで、食べ物の好き嫌いが言える贅沢は許されず、今も好き嫌いがないのが自慢です。」
と、言った後、その姑さんが作られた栗の渋皮煮が出されました。
「栗は苦手なんですが、この渋皮煮だけは幾つでも食べられますね。」
と言った途端、嫁に行った遠縁の子が
「児玉さんは、さっき『食べ物の好き嫌いは一切無い。』ようちゃったが、それだけ好き嫌いを言やぁ充分じゃがぁ・・・。」と生粋の広島弁で・・。
さすがにボクもギャフン・・。
姑さんもあっけにとられ、「男の人はほとんどそうですよね。」と、助け船。
「言われてみれば、子供の時から芋も苦手だったなぁ・・。」
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