« 堤友彦君エピソード | メイン | 羽毛ふとんの収納 »

布団選びは、総合品質を見極める

中綿の品質表示は抜群。織り生地で豪華。手触りも、見た目も抜群。

でも、この織り生地は、過去に中綿羽毛の吹き出しクレームが多発し、優良トップメーカーでは殆ど使用していません。しかもよく見れば、ポリエステル混紡生地。余計に羽毛が吹き出し易いはず。

他店で数年前に購入。相談に訪れたお客様が持ち込んだ羽毛ふとん。プロの私が見ても、いかにも高そう。(高そうなのです。良さそうなのではありません。)

『高かったでしょうね。』

『○十万でした。』

『この表示通りの中綿羽毛だと、二?三十年は長持ちしないとね。』

『まだ買ってから六年です。』

『優良メーカーなら、保証なり、最悪でも実費修理してくれるのですが。』

『・・・・・。』

『“西川リビング”に、リフォームさせましょうか?』

『お願いします。』

帰り掛けに、
『はじめから、これだけ説明を聞けば、こんなメーカーの羽毛ふとんは、買わなかったのに・・・。』

と、残念そう。
テレビショッピングでも、有名芸能人がいかにも良さそうな説明をしていますが、いつも思う事は、本当にその人達は、そのふとんで何年も満足して使用しているのだろうか?

特定のメーカーの、一方的で独善的な説明と見栄え、そして金額だけで選んで、長期的にどれ程損をさせられている方の多い事か。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.anmin-ne.com/mt33/mt-tb.cgi/155

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2006年05月22日 11:12に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「堤友彦君エピソード」です。

次の投稿は「羽毛ふとんの収納」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。