※画像クリックで拡大写真
又、この5月には、古くから鞆の浦の漁師達によって伝えられてきた、伝統漁法による観光鯛網が毎年おこなわれます。地元市民にとって、有る事は知っていても実際に見る事の少ない、この鞆の浦の観光鯛網を仲間達と見学に行ってきました。
裏話を明かせば、この観光鯛網は毎年赤字続きなのです。
鯛網見学はともかくとして、鞆の町並みの史跡探索は、意外な発見が多く、満足度抜群ですよ。
鞆の港は、手漕ぎ帆船だった時代に瀬戸内海を航行する船にとって、強い潮の流れを利用して航行する為の潮待ち中継港として、江戸時代までには非常に栄え、歴史にしばしば登場します。
奈良時代には万葉集にも歌われ、足利義昭の鞆幕府跡や、山中鹿之助の首実検後、心ある人によって手厚く葬られた首塚。
有名な安国寺恵瓊の寺。
幕末時代、勤王の公家七卿が身を隠した屋敷。坂本龍馬のいろは丸転覆後、我が国最初の国際法に則った海難交渉がおこなわれた旅館などなど。
一日歩き回って、丁度いいウォーキングコースですよ。
コメントする