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ふとん品質表示ラベル取り替え手口の一端(その2)

ふとんの品質表示ラベルの、一部寝具メーカーによる不正取り替えについて、私には素朴な疑問がありました。

例えば、原綿供給会社インビスタ社からの【7穴クォロフィル】と【4穴ホロフィル】を、寝具メーカーが仕入れるに当たって、当然原綿量と製品ラベル枚数が矛盾しないように送られてくるはずです。

「安い中綿の製品に、上級品のラベルを付けてしまったら、上級品に付けるラベルが無くなるんじゃないの?」
と、創業150年になる優良寝具トップメーカーの商品担当者に聞いてみました。

「簡単ですよ。【7穴クォロフィル】の枕を生産すると言って、大量のラベルを取り寄せれば、余りラベルはいくらでも出来ますから。」

「・・・。」
「抜け道を考えれば、いくらでも有るモノなのですよ。」
手を染めるか染めないかは、【信用】の歴史を積み重ねるか、今しか見ないかの差だけという彼。

『天網恢々、疎にして洩らさず。』
という、いにしえの格言を信じる私は【化石】?

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2006年01月10日 14:09に投稿されたエントリーのページです。

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