NHKや各民放の、睡眠特集にはいつもデータを提供する、日本睡眠科学研究所による、レクチャーです。
この日本睡眠科学研究所は、我が国最大の寝具メーカー西川産業が運営しています。
以下その内容。
★「いびき」はなぜ起こる??
睡眠中の特異な現象の代表者は『いびき』です。睡眠中は鼻や舌、のどの奥の筋肉が弛緩し、咽頭が狭くなり、空気抵抗が大きくなるため、いびきをかきやすくなるのです。
とくに、上向きに眠りロを開いているといびきをかきやすいので、横向きやうつぶせで寝るようにしましょう。また、疲れているときやお酒をのんだときもいびきをかきやすくなるので、規則正しい生活を送ることを心がけましょう。
しかし、アレルギー性鼻炎など鼻に原因があったり、扁桃腺が大きいなど咽頭に原因がある場合、また肥満による脂肪などが原因で「睡眠時無呼吸」となってしまうことも。
「睡眠時無呼吸」とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる症状で、大きないびきをかいていると恩ったら呼吸が止まり、何十秒もしてからまた大きないびきが始まるといったものです。
睡眠時無呼吸があると眠りが浅いため睡眠不足になりやすく、また、高血圧や心不全の原因になり、なかには急死するケースもあるので、このような症状のある人は、きちんと治しておくことが大切です。
なお、いびき同様、睡眠中の特異な現象に「歯ぎしり」があります。成長期の子供の場合は、顎とかみあわせのバランスがとれていないために起こることがありますが、成人の場合、精神的な不満や緊張が原因となることが多いので、規則正しい生活を心がけ、ストレスを発散させるよう心がけましょう。ひどい場合は、歯医者さんに相談してください。
いずれにしても、植物の活力の源が根っこであり、養分を供給する大地である様に、私たちの活力の源は、質の良い睡眠<プラス>バランスのとれた食事<プラス>適度の運動。
今は何ともないからといって、馬鹿にしていたら、あとあとしっかりそのしっぺ返しに出会うかも。
とか言いながら、結構夜更かしが無くならない私なのです。
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