日本一の出荷係になれ

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今日も朝から、昨日のネットショップでご注文分の出荷の荷造りをしていて、ふっと製鉄所研究員から転身したばかりの、ウン十年前のことを思い出しました。

全くの別世界への転身ですから、勉強の為、当時有力な地方問屋だったT社に一年足らずの間、お世話になりました。そこの社長は、予科練帰りという超個性的な、アクの強いいわゆるやり手です。

最初は、出荷の荷造りの手伝いからさせられました。ちょっと前まで、電子顕微鏡を使ったり、鋼の成分比核実験などやっていた事からすると、あまりのカルチャーギャップです。

ある時、その社長が近づいてきて、
「児玉君、出荷をしている時には、日本一の出荷係になれ。」

「・・・・・・・」(心で抵抗を感じている私)

でも、今から思うと、荷造りの大切さをその時学んだのです。

今、メーカーや代理店、問屋さんから送られた荷を、自分が受け取る度、綺麗な梱包だと気持ちよく受け取れるけど、ケースは傷み、中身は憎たらしい様に詰め込んだ荷を受け取る時は、とてもいやな気になります。

商品は、購入したお客様のもの。自分のものを粗雑に扱われて、嬉しい者はいません。弊店からは、経費節減の為に、メーカーなどから送られてきたケースを利用してお送りしていますが、ケースを解かれた時、少しでも気持ちよく製品を受け取って欲しいと、今は【日本一の荷造り】目指して頑張っています。

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このページは、smileが2005年3月29日 19:09に書いたブログ記事です。

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