このジャンボなお化けダウンボールを、初めて西川リビングのN部長(当時:現在は取締役)から見せられたときのビックリは今も忘れられません。古くからの知り合いのN氏は、当時西川リビングの羽毛ふとんの企画責任者でした。
大きいだけでなく、羽毛の一本一本から無数の枝毛が伸び、絡み合って飛び散らないのです。
このダウンボールが詰められた羽毛ふとんはどんなに気持ちいいだろう・・・。と想像したものです。
なぜ、N氏がこれを私に見せたかというと、私の話がアイダーダウン羽毛ふとん(シングル一枚百万円)をよく売っている業者の一部には、殆ど催眠商法的に販売している者がいる。と言った事に対して、西川としては、アイダー羽毛ふとんを正しく販売するために、当時の最高級グースダウン羽毛ふとんが25万円だったのに対し、それと百万円のアイダー羽毛ふとんの間を埋めるモノとして、価値ある50万円のこの羽毛ふとんを敢えて、コストを掛けて生産している。との事でした。
その時には、ここまでのモノを買う人がいるのかな・・?と云うのが率直な感想でした。ところが、よく売れるのです。そこでこの羽毛ふとんのヒミツを調べてみると・・・。
たとえば、お米で言えば最高級は"こしひかり"とされています。でもこの"こしひかり"も全国の生産者が栽培し収穫していますが、その中でも"魚沼産"がピカイチなのは、誰もが認めるところです。
羽毛の場合も同じように、ヨーロッパの多くの牧場で、ダックダウンやグースダウンの収穫がされ、鳥の飼育法や羽毛の採取時期、などで優良な羽毛の収穫を競い合っており、その最高の羽毛を生み出す牧場において、サードプラッキングという、他の鳥の羽毛は採取し終えた後、冬の初め迄、最高の状態に飼育し上げたマザーグースから、完全に成熟しきった羽毛をハンドプラッキング採取し、更にその中から西川の特別基準に合うものだけを、手作業で一枚一枚取り出したものです。
そのため、年間採取量もきわめて少なく、極めて大きいダウンボールの復元力はかさ高性190mmを誇り他を寄せ付けず、よく成熟した枝毛の絡み合いはまるでアイダーの感触を思わすものです。
まさに、織田信長時代創業の西川が"王の威厳":ロイヤルマジェスティと名付けた最高の羽毛ふとん。ここまでくれば、一生ものと言うより、代々ものと言った方がいいかもしれませんネ。
最高の羽毛ふとんに包まれた、最高のいい眠り。
同じ一生を生きるなら、あなたもぜひ寝てみたいと思いませんか?
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